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2013-05

レ・ミゼラブル 観劇

レ・ミゼラブルを観てきました
数ヶ月前にも観ましたが あれは映画
今回はミュージカルです
これまで何回も観てきたレ・ミゼラブルですが
新演出になって初めて
しかもキャストもほぼ初めての人ばかり
(いつもは山口祐一郎を観てたわけですが今回降板)

と楽しみにしていたのですが
何と レミゼフリーク ぐすく君が風邪で絶不調
1週間前は「レミゼ観るために気持ち作らないと」と言っていたのに
気持ちどころか身体ができてない
前日には「僕が行けないときには家に取りにきて」という何たる弱気発言 
なんだかんだ言って当日は龍角散のど飴のお世話になりながら何とか乗り切りました

さて中身は

まずもって あまり変わってないんじゃないかなという印象です
従来の演出は舞台中心に回転舞台があってそれを中心に構成されていましたが
その回転舞台がなくなってオーソドックスな構成になったという感じ
映画の美術そのままと言っていいかもしれません
ワンデイモアのステップとか コゼットとマリウスとエポニーヌの三重唱は
従来の演出を踏襲していたし お気に入りのところは
期待を裏切らないような造りになっていたのではないでしょうか
ただ 全体的な印象は 予算削減のために簡素化した という印象も受けてしまいます

あと音楽(オーケストラ)
ちょっとバランスとか(オーケストレーションも?)大分見直ししていたのでは?
変なところでカラオケみたいなエコーがかかってみたり
これまで聞こえていなかった楽器の音が聴こえたような気がしました

で肝心のキャスト
バルジャンの歌で 現在 最大の関心事は
bring him homeを抜いて歌うか張って歌うかということです
山口祐一郎がファルセットで歌う表現を開発してから
これがスタンダードになった感があったのですが
先の映画でヒュージャックマンが最初から張りまくり
張って張って最後まで謳い切るという
従来のbring him home感を打ち壊す表現をして
私は度肝を抜かれたのであります
今回のバルジャンの方は。。。無難。。。
課題曲の演奏みたいな歌だったような気がします

それからですね
ソロはまあ聴けると思うんですが
アンサンブルの中にまぎれた時 存在感がないんです
このミュージカルは主人公がいない みんなが主人公だみたいなことよく言われますが
さすがにソロの方々はアンサンブルの中で存在感放っていてほしいんです
歌もそうだし 演技というかオーラというか
あ あそこにバルジャンいるって思わせてほしいんです
そういう意味で よっと小粒な気がしました
ジャベールに至っては身体も小さいような気が、、、

そんな中 私はこれはいいじゃないかと思ったのは
ガブローシュ 加藤清史郎くん
元々子ども店長で有名な彼ですが
演技も歌もよかったです
子役界も えなりかずきが没落し 大橋のぞみが引退し
神木隆之介がグレーゾーンに突入
芦田愛菜と鈴木福がマコーレーカルキン化している今
一番将来を期待しているんですがどうでしょう
ぜひ俳優を目指してほしいです
(本当は大橋のぞみがいい女系女優になると思ってたんですけど
 引退してしまいましたね 残念)

終演後は3時間のレミゼ鑑賞をがんばったぐすく君と
風邪が早く治りますようにと いつもは行かない土佐料理で栄養をつけました
鶏の水炊きとサバの棒寿司



上の写真はサバの棒寿司です
サバは英語でmackerel
なかなか覚えられない語感です
これを食べる頃には ぐすく君の風邪も大分穏やかになって
新演出レミゼの辛口講評が始まりました
元気になってよかったね
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奈良旅行 その4

柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺

奈良 最終日
この日は 法隆寺まで足を伸ばしました
柿は食えないので 柿の葉寿司を奈良駅で買って
JR法隆寺駅へ そこから徒歩でアクセスしてみました
以前は延々とバスに揺られた思いでがあるんですが
結構行きやすいのね

まずは五重塔に行ってみたのですが
この時期遠足シーズンなんですね
石舞台古墳にも小学生がたくさんいたけど
こちらは中学生団体が山盛りいて
五重塔覗くのに行列作っていました



その後 法隆寺独特の土塀の脇を歩いて夢殿へ
この土塀がいいですね
空が広くて青くて高くて 土塀の色が映えて
別の時代に来た錯覚に陥ります
日本って感じもするけど 古代中国って感じもします



さらに夢殿の向こう 中宮寺へ
中宮寺に入ると また趣がぐっと変わりますね
夏の暑い日でも涼しい風が吹き抜ける雰囲気
あの有名な半跏恣意像を拝みました
こちらの仏像は何とも不思議な空間を生み出しておりまして
人を取り付かせてしまう力を持っているようです

からっと夏の暑い法隆寺と 涼しい中宮寺
このゴールデンコンビはやっぱり2、3年に一度は訪れたくなります

その後飛行機までまだ時間があったので大阪道頓堀に寄って
大阪弁の洗礼を受けた後 伊丹から羽田に飛んで 帰って参りました
お土産を買えなかったので伊丹空港でつまらないものを買ってしまった。。。
奈良のお土産って何でしょうね

次回は 斑鳩 吉野辺りをせめてみたいと思ってます



羽生善治論 読了

羽生善治論  加藤一二三  読了

羽生善治論 ー「天才」とは何か だそうです
加藤9段が羽生さんについて書いた1冊
と思わせておいて 中身は 羽生さんの話が4割で 
加藤9段自身の話が3割 その他3割 といった感じで 
羽生さんに関する本と言うよりは 加藤9段に関する話を読んでいる感があります
加藤9段 面白い人ですね
好き嫌い別れるところだと思われますが 私は結構好き
最近はテレビでも たけしや マツコと共演していたりして
ちょっとブレイク気味かなと思います
70歳過ぎた今でも将棋戦で指しているところがすごい
負けても全く気にしないで前向きなところがステキです
いい手を指して勝った1戦が 100の敗戦を凌駕してしまう
小さいところで一喜一憂してはいかんとです

この本の中でもっとも加藤9段らしいエピソードは
森内名人との一戦 自分の手を指した後 トイレに行って
戻ってきて まだ森内名人が指してないのに 自分が指してしまって
二手指しで負けてしまったことがあるそうです
森内名人が「私の番ですよ」といってくれれば良かったのにと
恨み節を述べつつ なんでこんなヘマをしたのかというと
森内名人がモスグリーンの背広を着ていたからと
意味のよくわからない言い訳をしていました 何じゃそりゃ
モスグリーンの服には気をつけましょう

こちらは ぐすく三段と私の一戦 いい勝負でした



注目していただきたいのは将棋駒の字体
何だか独特じゃありませんか?
私の家に伝わる古い将棋駒です

奈良旅行 その3

斑鳩からの帰り 再び興福寺を訪れました
いよいよ 今回の旅 最大の目的 南円堂 北円堂へ
この二つのお堂は普段閉じていまして年に1回だけ公開されるそうです
しかし今年は修復勧進事業かなんかで6月まで一般公開されるとのこと
韃靼人の踊りのメロディのながれるテレビCMを見て
これは行かねばならぬと ほとんど義務感にかられて行くことにしたのでありました

まずは南円堂
こちらの方が大きく派手です
前からこんな立派なお堂あったかしら



まず建物がステキでして 大きいのに威圧感が無い
中に蓮の葉の上で座っている大きな仏像が配置されているのですが
仏様の重心が蓮の葉にのってないように見えました
安定性大丈夫かなんてことを考えながら拝んでおりました

で お次は北円堂 こちらは彩色のなく地味な印象です
南円堂が金閣 北円堂が銀閣といった感じ



で 今回の旅 最大のお目当て 無著・世親立像を拝んだのであります
インドの高僧の兄弟 鎌倉時代 運慶グループの作だそうです
ポスターとかCMで見て 一目惚れと言いましょうか 
これはすごい 見たい と 衝動的に奈良に来た原動力となったのでありました
とにかく 圧倒的にリアルで 本当のお坊さんより お坊さんらしいんです
特に 無著の目力 心の中を見透かされている錯覚を覚えます
味わいは三十三間堂のオバアさんの像に似ていますかね
写真を見ると孤高の僧侶といった印象を受けていたのですが
実物は結構大きめで骨太 優しい感じも受けました 
素晴らしい仏像でありました ありがたや

その後はせっかくだから 国宝館で阿修羅像も見てきました
5年ぐらい前に来たときにくらべ 建物がリニューアルされてました
2,3年前東京で阿修羅展やっているときに更新したんでしょうか
展示がかっこよくなってる
久々に見ると やっぱり異彩を放っていますね この像
奈良時代の仏像はいろいろ自由度が高くて好きです
平安時代から先は形式感が強く出ていて 美しいけど
仏像臭が強く出ているような気がします
奈良時代前は 仏様作ろうとしている感じで
平安時代以降は 仏像作ろうとしている感じというところでしょうか

運慶の仏像というと夏目漱石の夢十夜を思い出します
あそこにある護国寺で運慶が仏像を彫っている話が大好きなんです
後輩に仕事でアツいこと語る時とか よくこの話を使います
といっても 後輩が書いていた話の受け売りなのですが。。。
明治の木には仁王が埋まっていなかったのです

と よくわからなくなったところで 2日目を終わります
次回は法隆寺と中宮時です



国銅 読了

国銅 帚木蓬生 読了

帚木蓬生 ハハキギホウセイと読むそうです
なかなか覚えられません
でもこの方の本 面白いんです
って1冊しか読んだこと無いんですが
「閉鎖病棟」
何といいうんでしょうか
ベースは暗いお話なんですが
最後明るい救いの手が見えるんです
じっくりと感動の1冊
かなり心揺さぶられてしましまいした
P氏に紹介されて読んだ1冊
その年のマイベストに選ばれたのでした
人に薦めたい1冊です
でも本好きでないと読み切るのは辛いかもしれません

で 「閉鎖病棟」読んでから
この「閉鎖病棟」を超える作品はないんじゃなかいという怯えもあって
帚木蓬生さんの本は読んでなかったのですが
ちょっと開拓しようと思って手に取ってみました

で 今回は「国銅」
奈良の大仏を作るときの人足のお話です



奈良に行くことにしたので その旅路読むのにいいなと思って選んでみました
地方の銅山で働いていた人足が奈良の都まで旅し
苦役を終えて帰って行くお話
途中で話の行き着くところは読めるんですが
でもやっぱり感動してしまいました
この人の本は 何と言うんでしょうか
脳みそ疲れさせると言うよりも
心臓をぐいぐい揉み込まれるような感覚があります
肉体に響く

あとですね すごいリアルなんです
平安時代以前の日本人庶民ってよくわからないって
司馬遼太郎が言ってたかと思うんですが
まるで見てきたかのようにリアルで説得力があるんです
例えば銅を原石掘って炉で炊いて精錬していく過程が
いきいきと(人足達は辛そうですが)描かれている
あと常に空腹な人足達の食生活も読み甲斐があります
常に具の少ない穀物粥を食べているんですが
たまにご馳走が食べられるんです
そのご馳走の描き方も ゴハン好きの私には垂涎ものです
川蟹の醤煮 蚫の雲丹和え 生姜の酢漬け 鹿肉の塩焼き
これらを肴にかわらけに濁り酒を酌んで飲み会をするなんて読むと
ちょっと一杯酒飲みたくなっちゃいますね

とにかく 長いですが 期待を裏切らない小説でした
舞台は奈良時代だけど 感覚は現代と繋がっていて
青春小説を読むような味わいを感じました
また帚木蓬生の本は読んでみたいと思っています

奈良旅行 その2

まずクイズです
これはなんでしょう?



奈良2日目
朝から雨です
この日は1日たっぷりありますので 吉野に行こうか斑鳩に行こうか
どちらも捨てがたいですが まずはどうしても見たくなったものがあるので
斑鳩に行くことにしました 
斑鳩と言えば蘇我氏ですね(ですよね?)
蘇我馬子 蘇我蝦夷 蘇我入鹿と 何とも意味深な名前の一族
もうちょっとどんな一族だったのか研究したいと思っている一族です
後醍醐天皇と蘇我氏だったら まずは蘇我氏でしょう
吉野はまた今度にしました

で 近鉄奈良から電車を乗り継いで橿原神宮まで
橿原神宮 かしはらじんぐうと読むそうです 難しい字ですね
神武天皇が即位の礼を行った宮址にたてたお宮だそうです
近くにある山の名前は畝傍山 何とも日本古代史 ゾクゾクします
まあ この橿原神宮は行けなかったのですが。。。

そこからさらにバス バスも1時間に1本くらい
なかなかつかない斑鳩の里
でもバスに乗ってしばらく 急に視界が開けたかと思うと 懐かしい感じの里に出ました
田畑 小山 木立 全てがちょっと小柄で緑の色も淡い
あー関東とは違うなーと どこが違うと言いにくいけど
何だかしみじみ西に来たのだなーと思える里です

でやっとたどり着いたのが石舞台古墳
これを目指していたのです



最初にお見せした写真は この石舞台古墳の中に降りる階段です
普段写真等で見る石舞台古墳は 上のように全景の写真が多いわけですが
こんな中に入ることもできるんですね
実際古墳行っても 普通石室の中には中々入れないわけで ドキドキもんでした

しかし何でこんな古墳が残っているんですかね
説明とか読むと 石室の上にかかっている盛り土が取り除かれた状態とは
書かれているんですけど 何でその盛り土がないのか
それとも普通の古墳だったのが盛り土だけ取り除かれたのか
調べてもよくわからんのです 研究されているんですかね

手塚治虫の作品にこの石舞台古墳をモチーフにした作品があります
火の鳥 大和編 日本武尊とかクマソとか古代日本史を下敷きにして
やりたい放題で自由奔放に話が展開します
後期の神懸かり的な手塚作品に比べ
中期の手塚ワールド全開の天真爛漫なところが魅力
モーツァルトみたい
初めて読んだ手塚作品だっただけに強く記憶に残っています
でこの火の鳥大和編で どうしてこんなへんてこな古墳があるのか
答を出しているんですが 
結構ふざけたファンタジーなんですね 面白い
その頃から憧れていた石舞台古墳でして
結構テンション上がりました

で その日ホテルに帰って テレビ見てると 見慣れた風景が
浜ちゃん,東野が 笑い飯哲男の案内で斑鳩を自転車観光していたのでした
何というタイミング
斑鳩は石舞台古墳以外にも蘇我入鹿の首塚とか
まだまだ歴史的な遺跡があるみたいです
レンタサイクルが発達しているようでして
確かに初夏の晴れた日に自転車乗り回したら気持ちいいだろうなと
また行ってみたいです 斑鳩

孤独のグルメ 読了

孤独のぐるめ 読了

漫画です
その昔 テレビドラマにもなっていたみたいですね
ぐすく君の家に行ったときに置いてあったのを読みました
ちなみにぐすく君はこの本モーリーさんに借りたそうです

主人公のおじさんがいろんなところでゴハンを食べる話です
派手さはないんだけど 妙にリアルで面白いと思いました

確か最初の方で腹が減っているけど何を食べようかどこに入っていいかわからない
みたいなところがあるんですけど こんなの私しょっちゅうです
一人で食事するときは あそこに食べ行こうってのが決まっているときは簡単なんだけど
お腹だけ空いていて でも何食べたいか自分でもハッキリしないときがあって
そういうときは街をさまよい歩いちゃったりしますよね
ラーメンは昨日食べたし はなまるうどんぐらいでいいんだけど全然店見つからないし
プロントのパスタじゃコスパ悪いし 牛丼食べるほど若くなしし
いっそマックにしようかと思ったら思いっきり混んでるし
って感じで行ったり来たりしながらどんどんお腹が空いてくるみたいなときありますもんね
私にとって一食一食結構大事にしているんで 軽く食事といえどもあだや疎かには扱えないんです

なお私の興味を引いたのは山谷のぶた肉いためライスと浅草の豆かん
山谷みたいな食堂ほしいです
豆かんも 何でこんなん入れるの?って堅い豆が多いですが
確かに本に書いてあるようなふっくら炊いた豆もあるだろうなと
理想の豆の入った豆かんを食べたい
それから赤羽の話も出てきて 店の名前は出てこないですが
まちがいなくまるますのことですね あの店は
確かに川魚料理がメインでうな丼やコイこくもおいしいですが
あの店のイチオシは トンカツ メンチカツ イカゲソ揚げです
久々に行きたいのう

唐突ですが 先日池袋を歩いていて見つけた立て札です



こんなん 何の効果を狙っているんだろう
字の読めない犬猫に向かってのメッセージ
むしろ喜ぶかもしれない草花の立場を利用する物言い
弱者の立場に仮託して自分勝手な要求を不差別に振りまく。。。
ちょっとウンザリしてしまいました
何だこのふざけた看板はとかいって役所に怒鳴り込むおばさんはいないんだろうか

奈良旅行 その1

ゴールデンウィーク
ちょっと思い立って奈良に行って参りました

私 何だか奈良が好きでして
数年ごとに行きたくなっちゃうんです
前回行ったときは2010年 遷都1300年記念で
せんと君に会いに行きました
で3年ぶりの奈良
今回は時間もたっぷりあるので
法隆寺まで足をのばそうと思ってます

奈良だから普通は新幹線使うところなんだろうけど
わざわざ伊丹空港からバスで奈良に入りました
2泊3日 温泉付きのホテル(≠ビジネスホテル)と
往復のANAで35000円
結構リーズナブルだと思うんですがいかがでしょうか

1時過ぎ頃 近鉄奈良に到着
和食屋で海鮮丼で腹ごしらえ
店員は遅いし海鮮丼は貧弱で いかにも奈良

その後 まずは定番 東大寺
南大門の仁王様を拝み 大仏様を拝んで 二月堂へ
この流れ最強です 
仁王様も大仏様も何度見ても迫力がすごいのですが
私のおススメは二月堂



お水取りが有名ですが(うちの母見たことあるそうです)
初夏に階段登って東大寺近辺も見渡すのも爽快
休憩所があるんですが昔ながらの雰囲気がいいです
外国人もたくさん休んでいました

そして奈良と言えばやはり鹿



毛が生え変わるシーズンだったらしく
みなさんちょっとみすぼらしかったですが
鹿好きにはたまりません
日本三大鹿園といえば
奈良公園 安芸の宮島 鹿嶋神宮ですが
安芸の宮島の鹿は大人しいし
鹿島神宮は監禁されているので
やはり一番ふれあえるのは奈良公園ですね 
鹿汁もつけられます

でも数年前に来た時よりちょっと鹿が少なくなったような気がします
みんなどこ行った?

ゴールデンウィーク

今年のゴールデンウィークが終わろうとしています
直前までほとんど予定が入ってなかったのに
ふたを開けてみれば ほとんど家にいなかったような
前半 奈良旅行
後半 ぐすく旅行に行ったのが大きかったです
しかも途中で 予約行列のできる焼肉店にも
奈良旅行には写真もたくさん撮ってきたのでブログで紹介したいと思います

下の写真は ぐすく君と彼の会社の友達モーリーさんが私の家に来たときの一枚
さきほど ぐすく旅行と書きましたが ぐすく君とどこか行ったわけではなくて
ぐすく君が私の家に1泊 泊まる場所チェンジして 私がぐすく君の家に1泊するという企画です
当初 ぐすく君が私の家に2泊すると言い張ったのですが さすがに勘弁してもらいました
1日でお腹いっぱい。。。

0503写真

奥にいるのがモーリーさん 手前にいるのが私です
もんじゃ焼きが食べたいと言うので 明太子餅チーズもんじゃを
リクエストしたぐすく君も大満足の味でした

やっぱりもんじゃは明太子味が人気のようで
明太子餅入りもんじゃセットが売っていましたので それを利用
以前はもんじゃセットの他に餅と明太子とチーズを別々に買っていて
具材が大量に余ったのですが(特に餅の使い道に困るわけでして)
今回はチーズだけ別の購入 便利な世の中になったものです

でも他に餃子や肉や野菜の鉄板焼きで大満腹
お菓子枠で買ったカラムーチョとドリトスが残ってしまいました
先日もクラッカーが残ったし
我が家は揚げ物菓子でいっぱいです 誰か助けて

それにしても飲み食いに疲れたゴールデンウィークでした
明日から仕事です
そしていきなり飲み会。。。


宣伝

劇団四季
待ちに待ったミュージカルが上演されます
李香蘭
9月みたいです 楽しみです
中国と日本〜



ついでに久々の芸能界ネタを

・「家族ゲーム」
 ドラマ「家族ゲーム」が始まりましたね
 「家族ゲーム」といえば 私にとってはやっぱり映画です
 急逝した森田芳光監督の代表作の一つじゃなかろうか
 面白い映画でした キャスティングが抜群
 この映画については 清水ミチコがラストシーンについて
 快刀乱麻の解釈をつけています なるほど
 で 私がここで申し上げたいのは 
 今回の新作ドラマ 新しい設定を盛り込むのはいいですがね
 配役が桜井というのはいかがなものか
 嵐の中だったら松潤でしょうといことを申し上げたい
 映画では松田優作 ドラマでも長渕剛がやったというこの役
 アクの強さ 浮いた感じ どう考えても松潤だと思うんですがね
 
・ヘビ顔ブーム到来
 芸能界でヘビ顔ブームが到来しているそうです
 例えば 長谷川博己 堺雅人 星野源 綾野剛。。。
 まあ 何がはやるのもいいですけど
 このブログで再三申し上げている通り
 綾野剛には気をつけろ
 そして 元祖ヘビ顔はピーター
 ヘビ顔中興の祖は 水嶋ヒロだということは 忘れてはいけません

・今年は ともちゃん受難の年である
 がんばれ 華原朋美
 がんばれ 中島知子
 がんばれ 板野友美
 よく考えたら いずれのともちゃんも 今年だけじゃなく受難してますね
 

写楽 閉じた国の幻 読了

写楽 閉じた国の幻 島田荘司 読了

島田荘司といえば 御手洗シリーズの作者ですね
私のお気に入りの作家さんであります 
写楽ということで日本史がらみかなということで興味をそそられ
手に取った本です
(今回文庫を読んだんですが 島田荘司の写真が載ってました
 初めて見た島田荘司の顔
 何となく御手洗潔の描写を思わせる顔です)

と思ったらボリュームたっぷり
まず歴史的な考証が意外にたくさんあるんです
正直そこまで写楽に興味があるわけではないので若干眠くなる。。。
歴史に新説を提供する作家といえば 松本清張とかが有名ですが
作家さんはたまにこういうのに挑戦したくなるんでしょうね
小説書く人は 歴史とか読書が好きな人多いんですね
北村薫さんも芥川龍之介でこういうの書いてますね

そしてなぜか最初の方がハードボイルド
主人公がメタメタに打ち込まれて原遼的世界に
美人欧州系東大教授という謎のキャラクターが意味深に出てきて
これはベッドで朝を迎える展開かと思いきや
途中で長々と浮世絵的学術論証に放り込まれ
最後やっとハラハラドキドキのミステリーが展開されます
ちょっと長いですね
でも最後の方は結構感動的でジーンときます
この作家さんは ジーンときたりしんみりする場面の書き方が本当上手いですね
この感じがたまりません

写楽の謎については
鯨統一郎が新・日本の七不思議でも書いていますね
今回久々に読み返してみました
なるほど これも説得力のある説ですね
鯨説も島田説もリアルに物事を見るのは誰か?
というのが出発点のような気がします
鯨さんの小説では まずは現地に行けという指南があったので
私も八丁堀を歩いて見ました
何もない。。。 単なるオフィス街です。。。

この本読んで写楽を実際に見たくなりました
惜しむらくは数年前写楽を国立博物館で特集してたんですが
当時は特に興味もなくて行かなかったんです
あの時見ておけばよかった 蝦蔵
有名な奴江戸兵衛 千葉美術館所蔵のようですが
常設で見られるのかしらん

と思っていたら何と写楽が見られそうです
浮世絵FloatingWorld
三菱一号館美術館で6月22日から
これは行かねば

下の写真はオペラ座の怪人を観に行ったとき食べたパンケーキ



最近パンケーキ流行っているみたいですね
私は途中下車の旅で舞の海が食べていた
極厚のパンケーキが食べてみたいんです
でもどこのお店か全く忘れてしまった。。。

オペラ座の怪人 観劇

劇団四季 オペラ座の怪人を観てきました
もうすぐ千秋楽を迎えるんです
私にとってはミュージカルのスタンダード
最高に好きな歌や場面があるというわけじゃないけれど
全体の総合力は抜群 完成度の高さが半端ない
以前もこのブログで書いたかと思いますが
私のミュージカル体験の原点なのであります
ここ数年東京でロングラン公演していましたけど
しばらく観ていなかったので 最後に観ておこうと
ぐすく君と新橋の劇場まで足を運びました



何と言うかですね
もうCDではたくさん聴いてるし映画も見ているし
着眼点がどうしても脇道にそれたところにいっちゃうんです
カルロッタが種子島さんじゃなくてがっかりしてみたり
怪人に芝さんがキャスティングされていて驚いてみたり(当日は違ったけど)
冒頭「っ落札っ!」って鼻にかかった感じに軽く笑い
「ボックスの5番席」でにんまり
「片手を目の高さに上げて」でさらににんまり
隅から隅まで楽しんでしまいました

このミュージカルの解釈についてはぐすく君が解き明かしてくれてまして
特に思い悩むこともなく素直に観ることができます
それにシンプルなミュージカルだと ただナンバーが並ぶだけなんですが
このミュージカルの場合オペラチックにできてまして
繰り返し出てくるメロディ(モチーフ)があって
それぞれが各々それなりの状況を表してるんですね
端的なのはAll I ask of youのテンションマックス部分
ファソラーララソレシラー
ソソーソラドラソファー
このメロディは必ず愛の告白が高らかに歌われるんですね
ラウルの場合は
 共にどこまでも二人で 今君を愛す
ファントムも同じメロディをフォルテシモで歌って
クリスティーヌに愛を告白というか宣告します
1幕最後は何と
 これほどの辱めを 決して許しはしないぞ
2幕最後の最後でも
 わが愛は終わりぬ 夜の調べとともに
全部これ愛を告げてますよね
でもそれぞれ発現する形が全く違うんです
これも愛 それも愛 たぶん愛 きっと愛
これがこのミュージカルというかお話の面白さですね

あと今回気づいたのは怪人の仮面が意外に効いているなということ
最初にオペラ座の怪人観た時
怪人がちょっとコミカルだなと思ったんです
怪人の噂が流れて出現するまではハラハラドキドキなんだけど
いざ現れると 脅かすだけ脅かして独り相撲取ってるみたいになるんです
幽霊と同じでいるかいないかわからないうちは怖いけど
実際現れちゃうと怖さよりも憎しみの方が強くなる
そんなことなのかと思っていたんです

でもね 今回観て思ったのは さらに仮面を脱がすってのが
もう一段 話を進めてるんだなと
怪人が現れた でも何者かはわからない
みんな怪人を化け物とすることで
真っ向勝負を避けてなあなあでやり過ごしている
その怪人の仮面を剥がして 正面から向き合うことで
怪人の歪んだ愛情を矯正するんですね
だから1幕の「決して許しはしないぞー」と完全に歪んだ愛が
2幕の「我が恋は終わりぬ」と自分の身を消して
クリスティーヌへの愛の形を表現するという
何ともロマンチックな形に昇華されるんです
クリスティーヌの成長物語と怪人の自己犠牲の物語
なんと美しい話でしょう
うんちょっと言葉足りずで全くわからないですね
詳しく知りたい方には今度ご説明します

あとちょっと気になったのはキャスト
みなさんカタコトで台詞棒読みなんですよね
このミュージカルは前からその傾向がありましたが
いくらなんでも顕著過ぎないかと感じました
わざとなんでしょうか
特にクリスティーヌ役の方
歌も最初の方はちょっと不安定だったし
発声も独特で 声が強いのかかわいいのかよくわからない
天才子ども演歌歌手みたいな歌でした
2幕の墓場で歌うアリアは
声域も低めで力強かったのでワーグナーみたいでかっこ良かったのですが
しんみり歌うところとか怖々歌うところとかはちょっと違和感がありました

最後に私の好きなシーンを列挙して終わります
1幕と2幕にある手紙の場面
両幕にもあるので作曲者も演出家も会心のシーンだったんでしょう
確かに面白いですね このシーン
私特に怪人のナレーションが入るところがお気に入り
みんな三々五々自分の意志とは関係なく動き出しますね
怪人に踊らされているところを表現しているんだと思いますが
ベタで好きです ああいうの
特に1幕は散々盛り上がって混乱して気が狂って
挙げ句に長調の主和音が鳴ってプリマドンナの五重唱になるってのが
いかにもオペラチックでいいですね ベルディみたい
あとドンファンの勝利を練習している部分
途中でオルガンがかってに鳴り出すところとかエキセントリック

ということで やっぱり長くなってしまいました
ごめんなさい

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